::: 真・諸葛亮伝 :::

::: 覚えてない  :::


*****

某掲示板に載せた物
 
 孔明は月英の心を射止めるべく、その身を月英のいる場所へと向けた。
 どうやら月英は山頂にいるらしい。その道を急ぐ孔明の脳裏に

 -月英を撃破し、自らの器をしめせ!-

 という文字が浮かんだ。
 時をほぼ同じくして、当の月英が目前に現れ華麗に挑発をしてきた。
「私の夫となることを望まれるのなら……
 あなたの器……量らせていただきます」
 そう言い放つと同時に身を乗り出し、愛用の武器を振り回し攻撃を孔明に仕掛けてきた。 孔明としてはできる限り穏便に月英に認めてもらうようにしたかった。
 武器に頼り器を示すことはもちろんできる。だが、己は武人ではないし、なにより月英を傷つけるような真似はしたくはなかった。
 結果として認めてもらえればいいのです……そう、誰にも聞こえないほど小さな声でつぶやくと、向かってくる月英に対して防御の構えを取った。
 その動きをみて、小手調べとばかりに手に持った浮月を大きく振りかぶる。幾程もたたないうちに手には打ち付けたという衝撃があるはずだった。
 孔明に防御されているのを承知で攻撃をしたのだから、手ごたえはかなり少ないのはわかるのだが、それにしても少ない。視線を浮月の先にやるといるはずの孔明が確認できなかった。
 己が攻撃が空振りしたということ、孔明が目標点から消えたこと、そして消えた孔明が何処へ移動したか。それを月英が理解したのは武器を振り上げてから振り下ろした直後のの数秒のことであった。

 振り下ろした浮月を構えなおそうとした瞬間、月英は自分の体が思い通りにならないことに気づいた。後ろから孔明が寄り添い、両手を自らの胸部を上からつかみあげたからだ。
「なっこれは!?」
 戸惑いが孔明の動きを促す結果になった。最初は胸当ての上から触られていただけだったのが、瞬時に胸当てを外され、その下に来ていた薄布の上から包み込むようにもみあげてくる。
 その動きは巧みで、振りほどこうという考えを一瞬で吹き飛ばすほどの悦楽を月英にもたらす。全身を捩り、逃れようとするがすでに見切られているのか己が動きに合わせて孔明も動き、刺激を月英に与える。
 更に乳房の先端をつまむように指先でいじったり、時には乳房全体を鷲づかみ痛みを喚起させるほど強く揉みあげる。
「やっいきなり何をするので……ぅん……っ」
 すでに吐息交じりでしか言葉をつむぎだすことのできなくなっていた月英だった。
「あなたのおっしゃるとおり、器を見せているところです」
 顔色ひとつ変えず恥ずかしさのため上気した月英の耳元で孔明はささやいた。
 月英が何か反論をしようとしたが、孔明から与えられる刺激で中断を余儀なくされた。 月英の豊かな乳房は孔明の大きな手に揉みくだされ、その形を次々に変えていく。
 緩急をつけた刺激は月英の体にかつてない程の火照りを灯す。
 刺激を受け続けることを良しとしない理性は何とか孔明の腕を振り払うように体を動かし目的を成功させた。月英は顔を真っ赤にさせながら
「なるほど……(意味はちがいますが)なかなかの腕をお持ちの様子……」
 と言い残すと撤退した。



 あの方は一体……
 月英は孔明にされた所業を考えながら人気のない獣道を使い普段身を隠している山頂を目指していた。
 あきらかに他の人間とは違う。それだけは一見しただけでわかったのだが、まさかあのように胸を触るなんて……
 胸に意識を向けたとたん、先ほどの孔明の動きを思い出し再び顔を赤くさせる。
 このまま逃げ戻ってもいいだろう。普通ならそうするはず。だが、あの孔明といった方はもしかしたら私の求めていた方なのかもしれない。
 武器を前にしてあのようにすばやい動作は私の動きをわかっていたとしか言いようがない。最初に防御したのは私の動きを誘うための作戦だったとしたら……私は初動からしてあの方の思うまま操られていたということに……。
 己の考えに薄ら寒さすら感じた月英は推測が、果たして真か否か確かめるためもう一度孔明の元へ足を向けた。あるいはただの破廉恥な人間ではないと否定をしたかったかもしれない。
 月英の姿が見えなくなったので、再び山頂を目指して疾走してた孔明はすぐに引き返してきた月英に程なく再会する事となった。
 先ほどのこともあり、やや面持ちが硬くなっていた月英だが、思ったよりもしっかりした口調で
「さあ、今一度勝負いたしましょう!」
 と元気よく孔明に挑んできた。
 今度は直接斬りつけるような事をせず、武器を投げつけて攻撃をしてくる。
 どうやら近距離戦は避け、遠距離戦に持ち込みたいらしい。孔明の手に持っているのは羽扇であり、普通であれば武器になるようなものでもない。使うとしてももちろん近距離で殴りつけるぐらいしかできないであろう。だが、孔明には遠距離から攻撃できる技がある。
 月英が武器を投げつける時の隙を見つけた孔明は、次にくるその一瞬を逃さぬよう注意深く探っていた。
 一閃、一閃できる限り体力の減らされぬよう防御を続けながら隙ができるその時が待っていた。ついにその時がきたとき月英の注意を己に向けるためわざと大きく言い放った。
 「この戦、見えましたね」
 思ったとおり、月英の優しさと知性を備えた瞳がこちらを向いたときを見計らって、孔明は己の着物の前を大きく広げ、その前身を月英にさらした。
 軍師になる前は一農民として鍬をもち農耕を営んでおり、痩身ながら均整の取れた己の肉体とすでに膨張して、天に向かって反り上がり弩弓ともいうべき己の一物を存分に見せ付ける。
 月英のみるみる見開かれていく瞳が、下半身に視線を集中し呆気にとられているのが見て取れた。できる限り傷つけないようにするため、少しでも大きく隙をつくる作戦だが、予想以上の効果に嬉しさがこみ上げてくる。
 間髪いれず、白い数条の光が月英の方向に向かって飛び交う。威嚇のために発射したので月英の体には直接触れなかったのだが、先ほどの光景と相まって精神的な衝撃は計り知れないだろう。
 その場に片ひざをついて、うなだれている月英にすばやく近づき、地面に押し倒し、覆いかぶさる。
 利き腕を月英の太ももに近づけそこから根元へゆっくりと沿わせる。
 すぐに月英は孔明を体の上からのけようともがく。
 両腕にこめられた力が無くなり、あっ、と小さな声を月英が漏らしたのは、女体の芽とも言うべきところに触れたときだった。
 月英の反応を試すためもう一度軽く触れて見たがやはり同様であることから、どうやらかなり芽の部分の刺激に弱いらしい。
 指の腹で撫で回すたび、何かを耐えるように目をつぶり唇を結ぶ。芽の方は顔とは正反対に刺激に反応して、見る見る硬くなるのがわかった。
 上半身と下半身の反応の違いが可笑しい。上半身も素直にさせるべく、片方の手で先ほども味わった感触をもう一度味わうことにした。
 着物をはだけさせ、真っ白な肌の胸をあらわにさせる。先端部分の紅色と肌の白さの対比が美しい。
 刺激を与えるたびにゆれる様をみて、孔明はもっと朱に染めてしまいたくなる衝動にかられ、己の口と舌をつかい実行に移した。
 舌先で盛り上がった先端を舐める。必死になってこらえていた月英はついにこらえきれなくなって小さな吐息交じりの嬌声を上げる。
 その様子に気を良くした孔明はさらに舌全体をつかって攻め立てた。
 乳首と芽の両方を攻められ、さしもの月英も少しずつ漏れ出す吐息が多くなった。
「そのような……ところをっ……ぁぅ……ぁあ……うぅん」
「どうでしょう。少しはわかって頂けたでしょうか?」
 いったん手を止め、孔明は月英に問いかける。
 ようやく収まった刺激にほんの少しの間気を遠くにやっていた月英だったが、理性が戻ってきたとたん、両腕と足を使い孔明の体を持ち上げて投げ飛ばした。
「(わかるもなにも……)こ、このような小手調べでは、量りきれませんね」
 かなり錯乱していたため、いまいちいい台詞が出てこなかった月英だが、とりあえず律儀に返答してからまたも体制を整えるために孔明の元から離れていった。

「どうやら、芯の強い方らしい…心から認めていただかなくてはいけませんか……」
 孔明は両手に残った女体特有の柔らかな感触を名残惜しそうに楽しみながらつぶやいた。






 またも辱めを受けた月英はいまだ心の乱れたまま山頂に戻ろうとしていた。
 落ち着こうとはしているのだが体の火照りは収まらず、それが月英の敗北感をいっそうのものとした。
 受けた行いには噴飯ものではあるのだが、やはり目的のための手段の鮮やかさにはただならぬものがある。
 それにしても先ほどの光線が飛び散る技、一体どういう仕組みで出てきたのか、月英には皆目検討もつかなかった。
 智をたしなむ者の末席にいるものとして、自分の知らない物を理解したいという欲求は人一倍ある。加えてその寸前に見た逞しい体。
 上半身は農業を営んでいれば特に特出する物ではなかったのだが、その陰部は……もしかしたら常人よりも並外れているのかもしれない。
 月英自身は実物を眺めたことがなかったが、書物の中には人体に精通するためのものもあり、どういう形状かということも記してあった。だが、まさかあのような形で目にするとは思わなかった。
 「もう一度……もう一度確かめましょう。それからでも遅くはないでしょう」


 孔明は三度山頂を目指していた。途中月英以外の人間の気配が幾たびか感じられた。ここは余計な事をして時間を費やすのは得策ではないと判断して、近づくたびに一時的に身を隠し、回避をした。
 山頂近くになると人が手入れをした道が開けてきた。丁寧に石を敷き詰め少しでも登りやすくなるようにと整えられた階段の先に、かの人は先ほどと同じように武器を携え待ち構えていた。
「こちらもそろそろ、本気で参ります!」
「わかりました、そう仰るのであれば、こちらも用意があります」
 今度は孔明から先に動いた、月英の場所まで走り寄ると月英の間合い近くでおもむろに手に持っていた羽扇を月英に向かって投げつけた。
 月英はとっさに手に持っていた武器を使って防御した。はずだった。
 浮月の柄に当たった羽扇はそのまま地面に落ちるものだと確信していたのだが、どういうわけだか、月英の目の前に小さく弧を描きながら月英の胸元の方にまで入り込んできた。
 横に広がっていた羽は閉じ、小さくなったそれは、そのまま胸の谷間に入り込んだ。

「なっ」
 すぐに胸元から取り出そうと手を伸ばしたとたん、孔明が何事かつぶやくのを聞いた。 同時に、胸元の羽扇がまるで意思を持ったかのように動き出し月英の胸元を蹂躙し始めた。
 小刻みに振動する羽扇は柔らかい乳房を大仰に揺らし、月英はまたも刺激を受ける羽目になった。
 早く取り出そうと手を胸元に伸ばすが、羽扇は胸元から腹の辺りへと落ちていく。
「孔明様。早く……早くこれを取ってください」
 中に入り込んで手では取り出せなくなったので、月英は孔明に助けを求めた。
「よろしいのですか?」
「よろしいもなにも……早く取ってください!」
 諾という言葉の代わりに、口元に笑みを浮かべ小さくうなずくと月英の前に立ち、手早く月英の甲冑を脱がせ始めた。
「孔明様!? どうゆうことです」
「一刻も早く取り出すためには邪魔なのです」
 そういうと、胴体部分を覆っていた甲冑をすべて取り払ってしまう。
 月英は何か言おうとするまえには、動作が完了していた。
「さあ、あなたの仰るとおり取りましょう」
 薄布をまとうだけとなった月英に孔明が再び足元から手を伸ばす。すでに下腹部近くまで落ち込んでいた羽扇をつかむとゆっくりと引き抜く。
 安堵の表情を浮かべた月英に、孔明はゆっくりと次の一手を繰り出す。
「月英、それでは私の本気をお見せしましょう」
 地面に月英を押し倒すと両足を広げ、その中に己の体を寄せる。
「え?……」
 月英の陰部に触れるとすでに蜜があふれている状態だった。
「思いのほか、策が通じたようです……これならばすぐにで……」
 孔明は自らの弩弓を月英にあてがい、一気に貫いた。
「うああああああぁぁぁあぁぁぁ!!」
 月英に今までに味わったことのない種類の激痛が走る。
「ぃいつぅ……そんな、これが……」
 月英に遠慮して貫いただけで動くことのなかった孔明だが、月英の態度で次の段階に進んでもいいと判断してゆっくりと腰を動かし始める。
「さすがに……すごい締め付けです」
 いくら濡れているとはいえ、月英にとって初めての性交である。膣の中は非常に狭く孔明の弩弓をへし折るかというほどに締め付けてくる。
 痛みのためにどうにかなってしまいそうな月英に孔明は涼やかに突いてくる。
 いやみの意味もこめて
「まだ余裕がおありのようですね……」
 というと、逆に一番深いところまで突き上げられることとなった。その激しい攻撃を受け、月英はうっ、と小さくうなると気を失ってしまった。


 反応のなくなった月英を労わるようにその場に横たえ、着衣の乱れをなおしていると、遠くのほうからなにやら騒がしい物音が聞こえてきた。視線をそこにやるとどうやら男数人が我先と争うように山頂を目指しているのがわかった。
 どうやら、武官が二人、文官が一人いるようでそれぞれなにやら言い合っている。
 そのうちの一人が孔明に気づきなにやら大声をだした。
「む? そなたも彼女をねらっておるのか」
 何も答えずにいると別の人間からも、
「彼女は、俺が先に目をつけたんだ」
「彼女は私のものです」
 などという言葉を浴びせられた。
 孔明としては人を物のように扱う所業はけっして好きではない。
 月英は、こういう考えの人間を選ぶとは思えなかったが、手は打ったほうがいいだろう。
「あの方は、誰のものでもありませんよ……誰と共に歩むかは、彼女が決めることです」
 そういうと先ほど月英にも放ったものと同じ光の筋が三人を襲い、爆音をたてながら一瞬にて倒してしまった。


 大きな物音で目が覚めた月英だったが、当初なぜ自分が半裸に近い形で寝ていたかの理由がわからなかった。ぼんやりしているときに孔明が近寄ってきてようやく思い出し、着物の裾を握り締め赤面してしまった。
 こうなってしまっては仕えるのは孔明に決まったも同然だ。だが納得のいかない事も多々ある。だったら孔明にその旨をつたえとことん試させて貰おう。
 そう決心すると立ち上がり孔明に向かって言い放った。
「あなたの力、更に奥底をみせてください……」


 月英は山頂にある小さな東屋に寝泊りをしていた。そこへ孔明を招き入れるとそこで見せてもらうように孔明に言った。
 婚前に姦通することなどもちろんなかったのだが、年頃の娘にある程度の性知識を与えるということも立派な花嫁修業だとばかりに、近所にすむ年増が教えてくれていた。
 寝具の上に孔明を横にさせると、月英は顔を孔明の股間の上にもってきた。
 さきほど己を貫いた一物を改めて眺める。己にない男性の象徴ともいうべきものの外見上の醜悪さとこれが体の中に入ったということに恐ろしさを感じた。
「どうしました? 月英……」
「いえ……ただすごいものだと」
「あなたが気乗りしないのであればやめましょうか?」
「そ、それには及びません。で、ではいきます」
 教えてくれた年増も、いざとなったら心を決めてなさいなどと仰っていましたね……
 月英は覚悟を決めて弩弓の先端に舌を沿わせた。
 思ったよりもやわらかな感触が舌から伝わる。少しずつ場所を変えながら刺激を与えているとぐんぐんと元気になっていくのがわかった。慣れていないためかどうしても音を立てて舐めてしまう。はしたないとは思ってもまずは孔明に刺激を与えることが先だ。
 おうとつのはっきりした場所を丁寧に舐めとるとかすかに孔明に変化が見られた。小さなうめき声を上げたのだ。
「ここが……弱点なのですね」
「まだまだ、それだけでは私を倒せませんよ」
 今度は集中的に亀頭の付け根を刺激しだした月英に孔明はさも大丈夫だとばかりに言い返す。
「そんな……これほどの力を……」
 孔明の言ったとおり、大きくはなるものの、いっこうに絶頂に向かう気配を見せない孔明のそれに驚愕のまなざしをむける。
 だが、こんなところで立ち止まってはいけない……


「まだ……認めるわけにはいきません」
 今度は自ら裾をつかむとさんざん孔明に弄ばれ、ほんのり全体が朱に染まった胸をはだけさせる。そして、自ら乳房を支えるように持ち上げると挟み込むように男根の竿にあてがい、その上で刺激を与える。先端は乳房より出ているので、そこは口全体で包み込んだ。
 柔らかな刺激が孔明の男根全体を包み込み、扱きあげる。決して激しいものではないのだが確実に天への足取りを軽くするものだった。
 少しずつ、月英の口中に苦味が広がる。口の動作はそのままに、なぜかと考えていると一つだけ思い当たることがあった。
 年増の講義には精液の出る前に透明な液体がでると。その液体が出ると殿方によっては射精はもうすぐだ。と……
 それであるならば孔明ももうすぐ達するのかも知れない。
「これで……どうでしょう」
 両手で竿と口と舌で亀頭を攻撃しながら孔明の顔を見上げる。孔明にとってはその角度と頬を紅に染めた表情も攻撃の一手とも言えるものだ。
「さすがです。ですが、ここで倒れるわけにはいきません」
 実際にはいつ達してもおかしくないのだが、百戦錬磨である孔明の厚顔はそれを微塵も月英に悟られなかった。
「認めざるをえない……のでしょうか」
 これほど刺激を与えても駄目だということに、打ちひしがれた月英だがそれでもまだやめようとはしなかった。
 月英は寝台に横たわっている孔明の上にのると腰の位置にまたがった。
「私の全力、受け止められますか!?」
 もう一度孔明の弩弓を自らの体内に受け入れるために腰を落とした。
 きつい……先ほども感じたことと再度認識する。
 実際には音など出てはいないのだろうが、肉の裂ける音が聞こえてくるような錯覚に陥る。
 ゆっくりと腰を下ろし、根元まで孔明を招き入れる。すべて入りきったところで、小さく息を吐く。
「これが最後……いざ、参ります」
 孔明の返事を待つ前にゆっくりと腰を揺らし始めた。
 年増の講義はここら辺になると具体的なことは教えてくれなかったので、おそらくこうではないかという風に上下に腰を振る。
 まだかなり痛みの伴う動作だったが、少しずつ慣れていくのだろう。
 孔明はというと、最初から痛いぐらいに締め上げる月英に必死で耐えていた。
 ぎこちなさが不規則な動きを生み出し、それがまた刺激となって孔明をさいなむ。だが、ここで達しては月英に認められないというため、達するのを堪えていた。
 そのとき月英が腰を下ろすたびにあげる悲鳴とも取れる声が孔明の耳に届く。
 やはりまだ、痛みがあるようですね……
 原因が自分にあるので、できるだけ早く苦痛を取り去りたい孔明だが、そのためには自分が主導権を握らないといけない。
「今の状況もかなりいいのですが……仕方ありません」
 小さくつぶやくと月英の動きを一度やめさせた。
「まさか……私では及ばないのですか…」
 気を落としてばかりの月英をなだめるように、
「いいえ、あなたは良くやってくれました。ここからは私にまかせてください」

 そういうと、孔明は袖からなにやら小さな瓶をとりだした。今度は月英を寝台に寝かせ孔明はその横にすわった。指で少量とると、月英の陰部にやさしくすりこむ。
「孔明様、これは……?」
「華佗膏です。少しは傷みが和らぐでしょう」
「そうですか……ならばよろしくお願いします」
 最初は月英の花弁にすり込んでいた孔明だが、塗り薬は患部全体に塗ったほうがいいと思い、やおら指を蜜と血の滴る深部へと滑り込ませる。
 全面に広がるようにと丁寧にぬり、時には深部の形状に合わせて指を曲げたりもした。「孔明様。そのような……指使いを……されると……」
「どうしました?……」
「いえ……」
「なにか仰りたい様子ですね。かまわずに仰ってください」
 なかなか言おうとしない月英を促す。顔を赤くしている彼女の言わんとしている事はわかっているのだが、困惑した表情がいとおしくてあえて言わせてみたくなった。
「まだ、塗っていない箇所があるのですか?」
「いえっそういう……っあん、ことではないのですが……ぁはぁ、くぅ」
「ではどうされたいのか教えていただけませんか? 正直に仰ってください」
「!……そんな……ぁぅ……ただ、もっと……」
「もっと? どうされたいのですか?」
「ぃあぁぅ……そんな……指を三本も入れないでください……くぅ」
「それは悪いことをしましたね」
 そういって指を月英の体内より引き抜く。指には華佗膏の他にも彼女自身からあふれ出した体液も付着していた。指を広げると粘度のある液体は少し糸を引いた。
「おや、こんなに濡れているようですね。これ以上になるとせっかく塗った華佗膏が流れ出てしまいだすので、栓をしてしましょう」
 といって、月英の片足をつかみあげると己の弩弓を用いて栓をした。
 それに合わせて、月英の口から言葉にならない音が発せらる。
「っああぁ!!」

 栓として月英の体内を埋めていく。濁音交じりの水音が結合部からもれだす。
 今日三度目の結合のためなのか、さきほどの華佗膏が潤滑油の役割も果たしているのか、先ほどの挿入よりもずいぶんと容易にできた。
 月英としても先ほどまでの衝撃を覚悟していたのだが、あきらかに今までと違う感覚に戸惑いを覚えざるを得なかった。
「これが……孔明様の……本当の……ぅあぁ」
 なぜだろう、先ほどとやっていることはまったく同じはずなのに……今では心地よささえ感じるのは。
 結合部分から聞こえる音は更にまして東屋に響いている。普段であれば疎ましく感じるはずの音なのは間違いないはずなのに今はそれも感じられない。
 これは……もう、違えようがない。
 未だ結合しており、必死になって孔明の弩弓を身に受けている最中であるが、月英は視線を孔明にやりつぶやいた。
「私の完敗です……この月英、孔明様にお仕えしましょう」
 孔明は一度月英を抱き起こして背中から抱きしめる形、いわゆる背面座位の形にさせると背中から月英の手をとりやさしく諭すようにいった。
「いいえ月英、私は仕えて頂くことなど求めません。共に歩むのです。……私の妻として」
 その状態から月英を突き上げる。しばらく二人とも行為に夢中になっていたが月英も己も限界を感じたとき
「あなたと私、二人で天へと羽ばたきましょう」
 といって二人そろって達し、昇竜になることを誓った。
inserted by FC2 system