::: 茄子×茄子 :::

::: 2002/07/13  :::


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ジェイナスは分身できるんだねぇ
という事で書いた物
中身腐っているんで覚悟して見て下さい
 
「なぁ、ちぃとばかり、楽しい事しないか?」
 不意に後ろから抱きすくめられ、耳の近くで囁かれた。
 カッっと熱くなるものが込み上げてくる。
 いつも一緒に居られる訳じゃないから、嬉しいんだけど……
「え、ちょ……どうしたの?」
 真っ赤になりながら問い返す。
「なに、最近珍しくずーっと一緒だろ。たまにぁ刺激も欲しくならねぇか?」
 抱きしめていた腕を少しずつずらして胸の辺りをブラウスの隙間から手を入れてきた。
「え、そんな、こんな日の高いうちから……って、手を入れない!!」
 慌てて、ブラウスから手を放そうとジェイナスの腕をつかむ。
 まだ、片方の腕でしっかりと抱きすくめられているので、全力というわけにはいかないが、それでも、出せるだけの力を込める。それでもジェイナスの腕はまったく動じた様子は無い。
 すでにブラの中にまで進入してきた悪漢の魔の手は私の胸の頂点をいじり始めている。
 軽く触られているだけなのに……
「っ……あっ、ちょ……」
 私の反応が気に入ったのか動作が大胆になってきた。
 上から押されたり、抓まれたりされていく。
 吐息が混じるようになったので、唇をかみ締める。
「くくくっ無理しなくったって良いんだぜ。」
 抱いていたもう一つの腕を少しずつ下げてきた。
 ……力が緩んだ……
 隙を突いてジェイナスの腕の中から抜け出す。
 振り向きながら必死で抗議する。
「っもう……こんな時間からしなっくてもいいでしょ!!」
 手を入れられてしまったので随分と上着が乱れてしまった。
 慌てて直しにかかる。
 ジェイナスはニヤニヤしながらこちらを眺めている。
「大体、……その……今朝も……だったんだから……ともかく今は駄目!!」
 ビシっ!!と音がするぐらい勢いよく指を突き出して精一杯の抗議をする。
「じゃあ、いつなら良いのかお嬢ちゃんの口から教えて欲しいな」
 不意に後ろから声を投げかけられる。
 反射的に腕を後ろに振り、肘打ちを出すが、腕を捉まれてしまった。
「え!!?」
 慌てて振り向こうとすると、両腕を捉まれ、後ろから抱きしめられた。
「良い反応だな。お嬢ちゃん。だが、まだまだ甘いな」
「なんですってぇ。っぇえええ!! どういう事!」
 振り向いて見ると後ろから抱きしめているのはジェイナスだった。
「え? なんで……」
 正面にはやはり同じ顔をした男がいる。
 厭味ったらしい笑顔、二股眉、オールバックに触覚前髪。
 どう見てもジェイナス・カスケードその人だ。
「驚いたみてぇだな。お嬢ちゃん。」
 正面にいるジェイナスが愉快そうに話掛けてくる。
「言ってなかったか?俺は分身ができるんだぜ。まあ、擬態っていってたがな」
 私を抱きすくめているジェイナスはそう教えてくれた。
「でも、今ここでそんな事する理由なんて無いじゃ………まさか」
 今とてつもなく恐ろしい考えが浮かんだ。
「さっき言ってた刺激って………」
「お、大分察しがよくなったんじゃねぇか。さあ、俺、いや俺達というべきか……天国へ招待してやるぜ」
 前ジェイナスがそう言うと後ジェイナスが私を足の届かないところまで持ち上げた。
「レディには親切にってやつだ。ベッドまで案内してやるぜ」
 足をばたばたさせてみるが、届かない。
 そのまま、寝室までお持ち帰りされてしまった。


 ベッドの上で開放された。ベッドから起き上がり端に座る。ジェイナス達は私を挟んで左右に座っていた。私は反抗を試みる。
「ねえ、こんなことまでしなきゃならないほど、私といるのつまんないの?…私は…私はただジェイナスといるだけで嬉しいのに!!」
 泣くつもりなんか全然無いのに、自然と涙がこぼれてくる。
 流石に泣くとまでは考えなかったらしい、ジェイナス達は困惑した顔をした。
「そうじゃねぇよ…」
 右のジェイナスは私の耳元に顔を寄せながら諭すように言う。
 思わず声をしたほうを向く。
「俺はお嬢ちゃんの方がつまんねぇじゃねえかと思ったんだ。」
 左のジェイナスがそう言い放つと後ろから腰に手を回してきた。
 そのまま後ろに力を入れられ左のジェイナスに膝枕する形になった。
「俺はこんなことくらいしかお嬢ちゃんを悦ばせられねぇからな。せめて全力でやろうかと思っただけさ」
 私の言葉はジェイナスの口封じにあい消えて無くなってしまった。
 腕を絡ませてキスをしていると右のジェイナスはおもむろにスカートの中に手を伸ばしてきた。
 慌ててキスを止めて二人に問いただす。
「……やっぱり……やるの?」
 二人の答えは単純明快。
「当然!!」
 の一言だった。


「じゃあ服を脱ぐから……」
 ベッドから降りて服に手をかけようとすると、一人が私の動きを止めた。
「ジニー。今日は俺達が手伝ってやるから、じっとしてな」
「え、そんなのいいってばぁ」
「まあ、いいじゃねぇか。今日ぐらい」
 答えを待たずして一人がブラウスを一人がスカートを外しにかかった。
「もう…」
 上のボタンから丁寧に外されていくと同時にスカートが腰から滑り落ちていく。
 ブラを外す手もパンツを外す手も憎たらしいくらい手馴れている。
 ブラ担当のジェイナスがおもむろにつぶやく。
「……これもう、ジニーの胸じゃきついだろ。俺好みの新しいヤツ買ってやろうか?」
「もう、そんな事言わないの!!。……ああっ、ブラで遊ばない!!」
 抓むように持ち上げていたブラジャーを引っ手繰るように奪い返す……はずだったのだが、持っていた腕を私の届かない場所まで持ち上げられてしまった。
 そのまま、ブラは弧を描いて宙を舞い、近くにあった鏡台の上にのってしまった。
「あああーーーー!! なんてことをするのよ!!」
 投げたほうのジェイナスに睨み付ける。
「どうせあいつは今日限りでお役御免だ。俺好みの奴買ってやるから」
「そう言う問題じゃないでしょ。もう」
「まあ、お嬢ちゃん。固いことは後でな…」
 自身が宙に浮く感覚を覚えた。
 パンツ担当のジェイナスに抱き上げられベッドの上に再度投げ置かれた。
 私の足を両手で広げ顔を埋めていく。
「やぁあ。ちょっと……いきなり……」
 いつもならもうちょっと後からなのに!! 恥ずかしくなった私は顔を埋めているジェイナスの頭を
 股間から放そうと腕を伸ばす。
「おっと、ジニー。邪魔はさせねぇ」
 もうひとりのジェイナスが両腕をつかんできた。
 後ろから私の両腕を軽々と片手でつかみあげ、片手で私の顎を捕らえ横に向ける。
 なだめるように軽く口付けを交わす。顎を捕らえていた腕はするりと胸に移動し、揉みしだく。
 下からの刺激と上の刺激で力が抜けていくのが分かる。腕をつかんでいたジェイナスにも分かったのか両手を開放された。
 私に聞かせるように、わざとらしく音を立てて舐めているジェイナス。
 キスをしながらでも漏れる声と液体に満足そうにいう。
「良い感じだぜジニー。最近また感度上がったんじゃねぇの?」
「っんん。ぁ……いわないの……」
「感じやすいってぇのは良いことじゃねぇか。遠慮するなよ。」
「え、遠慮なんか……して……ない……って」
「まあまあ……お楽しみはこれからだぜ……そろそろか」
 ベッドの上に座っているジェイナスは私を手繰り寄せた。
 ジェイナスはそのまま横になり、私は上に抱きつく形になった。
「さあ、ジニー自分でいれてみな」
 未だにこの行為になれていない私は、恐る恐る腰を下ろしていく。
 徐々に入っていく……
「っんっ」
 入っていくことを確認してから少しずつ腰を動かす。
 腰を落とすたびに漏らす声を満足気に聞きながらジェイナスは私を見つめている。
 私の腰に両手をやり、動きを誘導するように力をこめてきた。
 私のスローペースの動きから力強い動きに変わった。
 激しさをこの身に受ける。
 どのくらい経ったか……ふと目の前のジェイナスがつぶやく。
「……そろそろか……ジニー、メインはこれからだ」
 いつのまにか私の背後にいたもう一人のジェイナスが私の後ろに触れる。
 だれも触ったことの無い所を軽く押すように触ってきた。
 指を私の中にうずめてくる。
 抗おうとしたが下のジェイナスが私を制止する。
「いや、だめ!!」
 言っても無駄だとは心の奥底では分かっているのだが……
「答えはNOだ」
 ゆっくりと丁寧に指を使ってほぐす。
「力はいれねぇほうがいいぜ」
 感じたことのない重圧が私を襲う。
 勢いはゆっくりだが確実に私の中を埋める。
「いや。いやよ。無理よ抜いてぇ」
 首を振って懇願するが、願いは聞き届けてくれなかった。
「クッ!!」
 身体の裡がうまるたびに胸が詰まる。
 いくばくもしないうちに前のジェイナスも動き始めた.
 前と後ろ…同時に攻められて気が狂いそうになる。
 複雑に絡む動きは私を翻弄する。
「っんふっ……クッ」
「裡が掻き回される気分はどうだ?」
「っこんな……きつくて……」
 つないでいる部分が熱い。
 熱さと強さが私を何も考えれなくしている。
 いいえ、少し違う。
 ジェイナスだけしか考えられなくなる。
「ジェ……イ……ナス……」
 続きを言えたのかどうかは覚えていない。


 気づいたときにはシーツをかぶってベッドに横たわっていた。
 何も考えられずにそのままでいると、部屋のドアからジェイナスが入ってきた。
 ナイトガウンを羽織り、首からかけたタオルを使い片手で髪の毛を拭いている。
 風呂上りらしい。
 ジェイナスを見た瞬間今までの事がフラッシュバックした。
 言いようの無い恥ずかしさにシーツを頭からかぶり、ジェイナスに背を向ける。
 足音がこちらに向かってくる。ギシッっとした音と共にベッドがゆれる。
 シーツの上から触れられてきた。
 思わず震えてしまったが何も言わずそのままでいると、ジェイナスの言葉が聞こえてきた。
「お嬢ちゃん……さっきのことそんなに嫌だったか……」
 無視を決め込む。
「悪かったな。俺もちょっとだけのつもりが……結局まあ、ナンダ……ああなっちまったわけだ…」

「……嫌われたもんだな……もう俺の顔も見たくないぐらいにな」
 今まで私に触れていた手が離れていく。
「お嬢ちゃん……」
 ベッドがもう一度音を立てる。


「……なら、いいよ」
 自分でも驚いた声の小ささだった。
「お嬢ちゃん?」
 少しずつシーツから顔を出しながらもう一度同じ言葉を言う。
「ここまで酷くしないなら、良いよって言ったの!!」
……顔が真っ赤だな……多分……いや絶対。


 言った後のジェイナスの顔は……想像に任せる。

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